2021年美容室が取り組むべきデジタルマーケティング3選
皆さん!こんにちは!
本日のブログは美容室のデジタルマーケティングについてです。
美容室デジタルマーケティングの動向
2020年の新型コロナウイルスの影響以降、美容室のマーケティング手法は大きく変わりました。
外出が減ったためにお店に足を運ぶ回数は減り、商圏も狭くなったことが特徴として挙げられます。都心部の美容室は特に一都及び三県の三県からの集客が落ちこんでおり、以前のような新規集客ありきのビジネスモデルに少しずつ陰りが見え始めているのがここ最近です。
今までの延長での取り組みでは、どうしてもジリ貧になっていくので2021年は取り組みをアップデートしていく必要があります。具体的にはデジタルを活用してどのようにお客様を集め、定着に繋げていくか?というものです。特に来店頻度が減っている以上で来店時のパフォーマンスのみで全てを満足度を上げることは非常に困難になってきています。いかにして来店以外の接触頻度を高めながら満足度を上げていくかが事業戦略の仕組み化として重要になってきます。今回は我々のクライアントで実施していることなども踏まえながら、2021年美容室が取り組むべきデジタルマーケティング3選のお話をしていきます。
2021年美容室デジタルマーケティングの勧め①MEO
一つ目は、MEOです。
MEOとは、Map Engine Optimization(マップエンジン最適化)の略称で、一般的に地図アプリ(主にGoogleマップ)で検索をかけられた際に表示される一覧で、上位表示を目指して行う一連の最適化施策を指す言葉として使われています。
最近業界全体の話題性もアップしてきており、リザービアさんやビューティーメリットさんが先行してGoogle予約機能(Reserve with Google)を搭載されています。我々のクライアントでも月5名程度新規集客ができており、今後より利用者が増えてくると大きなインパクトを生み出す潜在的可能性を秘めています。
MEOが伸びる要因としては、グーグルのサービスのため検索順位が高いという点と自分起点の検索が伸びていることが挙げられます。自分起点とは、「近い 美容室」や「営業をしている美容室」など今の自分の状態に合わせた検索方法を指します。これまでのSEO対策は「エリア 美容室」が一般的でしたが、あらゆる検索方法が可能になってきている状態の中で最適なのがMEOです。
まだまだ業界としてもこれからですので、是非先行者メリットを勝ち取れるように進めて頂くことを強くお勧めします。
2021年美容室デジタルマーケティングの勧め②LINE
二つ目は、LINEです。
コロナ禍において、伸びているサロンとそうでないサロンの大きな違いが「
デジタル上で繋がっている顧客数」でした。
例えば、コロナ禍において1500名のLINE友達が消毒液を販売をしたところ、1日で20万円の売上を上げることができました。これは日頃からLINEでお友達の数を増やし、顧客ニーズに合わせて情報を発信した成果です。今後はいかにお客様と常時接続している状態を作れるかが店舗ビジネスでもカギになってきます。
LINEもしくはアプリどちらが良いの?という話があります。これは今ではLINEとおススメしております。国民の大多数がLINEを利用しているため、アプリのようにインストールが必要ないのと、これまで大きな懸念材料だった予約連携システムが出始めているためです。
今後はLINEを融合させた顧客育成の形を企業ごとに作っていく必要性があります。2021年大きな転換の年になりそうです。
2021年美容室デジタルマーケティングの勧め③動画
三つ目は、動画です。
ご存じの方も多いでしょうが、2020年美容師Youtuberが急増しました。中には1年以内で20万人以上のハイペースで登録者を増やしている美容師さんも出てきています。
そして動画のトレンドが確実に来ています。理由としては、Google検索とYoutubeの相性が良く、現在は検索画面の上位に動画がアップしてくるようになりました。現在では、VSEO(Video Search Engine Optimization:動画検索エンジン最適化)という言葉を目にする機会も増えています。
Youtube自体が検索機能としても多用されるようになってきて、そのエリアの美容室で一番の領域を取ってしまえば安定的に集客を見込みやすくなります。動画自体はどんどん資産になりますし、クライアントはLINEなどと連携させることでお客様に最新のホームケアや髪の情報を配信しています。
是非進めてみてください。
一つの媒体に依存せず常に新しい導線を作っていきましょう!
ではまた!