美容室の競合状況を考える!
皆さん!こんにちは!
本日は競合対策について書こうと思います。
美容業界の流れは、美容室マーケットは超成熟期で、増え続けていた美容室が
2〜3年前から減少に転じてきております。
とはいえまだまだオーバーストア状態ですので、他社との差別化・独自化を
徹底的にしていかないと成長し続けることはできません。
他社・他サロンと差別化をするにあたり、美容室業態の違いを明確にしていかなと
今後は厳しくなります。(よほど技術と接客に自信があれば別ですが)
明確にしなければいけないのは、ターゲット、コンセプトです。
エリアで分けると、東京都内(主に銀座、原宿、表参道)、政令指定都市の駅前立地、
その他の郊外の美容室くらいで分けられますので、自店の立地に合わせたモデルサロンを
見つけても面白いと思います。
例えばカット価格で分けると、
1,000円・・・カット専門店(駅前、駅中立地中心)
1,000円~2,000円・・・低価格サロン(カット以外も行う。商業施設の中が多い)
2,000円~3,000円・・・ファミリーサロン(ちょっとした大型スーパーやモールに入る。)
3,000円~4,000円・・・・一般の美容室(普通にオシャレ)
4,000円~5,000円・・・・一般の美容室(オシャレな店が多い・オーガニック系)
5,000円以上・・・東京都内、個室型美容室
こう見たときに、低価格業態は主にメニューや価格が確立されており、
3,000円以上の美容室はオシャレ感に差はあるけど、見た目でも根本的には
分かりづらくなっています。
元来、美容室は価格が分かりづらいという問題点もあるので、
価格の明確化(カウンセリングの初期に明示)が非常に重要になります。
3,000円~4,000円のほうが4,000円以上より競合が少ないので、
価格の均一化や他の価格帯と差別化を図ることができれば、
新たなマーケットとして確立される可能性が高いと感じます。
4,000円以上であれば、ターゲットや強みを濃くしていかないと
特色が分かりづらいのでそのとこは気をつけてやる必要があります。
1,000円カットでも従来よりもオシャレ感のある1,000円カットもできており
女性が行列をなしています。
2,000円〜3,000円のファミリーサロンの価格帯は、今や面貸し業態の集客における
中心価格になっています。
近年のでは顧客の行動は、デザイン性との関連性が強くなっており、
オシャレ感は必須になってきています。オシャレ感は定番でなければ、
今の時代に合わせて高級感を感じさせ過ぎないものがいいですね!
当然ですが、綺麗な状態を常に維持し、顧客の飽きがこないような
定期的なリニューアルも必要です。
つまりオシャレで○○なサロンがいいでしょう。その○○を早急にみつけて
ほしいと思います。
ではまた!