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美容室の業態開発について

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皆さん!こんにちは!

 

今日は美容室の業態について書きたいと思います。

 

過去の色々な変遷を経て、今の美容室業態がありますが、

時代によって大きく変化しているのも美容業界の特徴だと思います。

 

成長期・・・大型サロン化

成熟期・・・複合化、トータルビューティーサロン

衰退期・・・専門化、カット専門店、カラー専門店

安定期・・・???

 

現在は衰退期から安定期に向かっておりますので、

また新しい業態が出てくると思います。

 

ここ1〜2年で私が手がけた業態でいきますと、

 

・女性専用美容室

・女性専用トータルビューティサロン

・マツエク&エステ複合サロン

・月々払い痩身特化エステサロン

・郊外型トータルビューティサロン

・カラー専門店

・マツエク専門店

・個室型美容室

・メンズサロン

など

 

当然通常美容室の新規出店が一番多いですが、最近だと専門特化の美容室を

作る方が多くなってきています。

 

時代は複合店よりも専門店のほうが、集客力があり、売上を上げやすい事実がありますので

それに伴って、美容室の業態開発を行っています。

 

逆に今の時代で絶対に作らないほうがい業態は、

 

・大型店

・中心地のトータルビューティサロン

・ネイルサロン

・カット専門店

 

上記はなかなかおすすめできないです。

 

大型美容室はとてもいいのですが、求人リスクが非常に高いので

求人力があるサロン、安定求人ができていないと数年後が非常に危険です。

カット専門店は中途採用がメインになりますが、こちらも求人リスクがあり、

現在は新卒求人より中途求人のほうが難易度が上がっておりますので、

リスクは高いです。

ネイルサロンは、ご存知の通り業界の価格破壊が非常に進んでおりますし、

AIの発達によりネイリストは無くなる職業と言われております。

生産性もなかなか上がりにくい業種ですので、利益を求めるなら違う業態のほうが

よいと思います。

トータルビューティサロンは、都心は特に専門特化の流れが強く、美容室、マツエク、

エステはそれぞれのお店に行く傾向が非常に強いです。

しかし郊外なら戦略次第で大きく成功する可能性はまだまだあると思います。

課題は美容師とその他のスタッフとの共存できるようなマネジメントが非常に重要ですので、

価値観の違うスタッフをうまくまとめる必要があります。

 

当然これらの業態で成功しているサロン様もいるかと思いますが、

あくまで成功確率の問題です。

 

今後の生き残りをかけて、いろんな業態にチャレンジしていくのはとても

いいことですが、「求人リスク」だけはしっかりと見ておかないといけません。

昨今は、通常倒産より、労務倒産が増えていますからね。

 

次回以降に業態開発のポイントや成功法則なども記載していきたいと思います。

 

ではまた!