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【美容室】閑散期に取り組むこと

Valerie Elash 275588

皆さん!こんにちは!

 

本日は閑散期マーケティングについて書こうと思います。

 

全国いろいろな美容室・サロンを見ていると、

キャンペーン好き、割引好きな美容室と、全くキャンペーンをしない

美容室があります。

 

どちらがいい悪いではなく、そのサロンの体質だと思います。

 

最近は、新規客だけではなく、既存顧客の再来率がどんどん下がっているように

感じます。これはもう業界的な流れだと思います。

 

既存の再来率が下がっている要因としては、

 

・40歳以上の顧客がスマホを完全に使いこなし、不満があるとすぐに他店と調べる

・美容室のマンネリ化が進み、顧客の要望についていけていない

・顧客が時間に貧乏になっており、待たせることに「苦痛」を感じている

・価値/価格を常に判断するようになっている。(シビアな価値観)

・スタッフ教育が出来ておらず、対応が見えないところで雑になっている

など

 

いろいろな要因はあるかと思いますが、超有名店ですら既存の再来率は下がってきています。

 

一番最後に書いた、「スタッフ教育〜」に関しては、人材不足や残業問題が要因で、

スタッフ教育に時間を掛けれないようになっています。

とはいえ、サービス業である美容業界は、スタッフ教育に今まで以上に時間をかけて

いかなければなりません。

 

本来女性は飽きやすい性質・変身願望を心の奥底ではもっておりますので、

「常に同じスタイル」を2年以上続けていると失客率が高まります。

 

つまり飽きさせないように、常にスタイルチェンジを提案していかないと

いけないという事になります。

 

現場でスタイルチェンジや◯◯を提案みたいなことはよくやると思いますが、

閑散期の場合だと、思い切って◯◯キャンペーンみたいなことをやるほうが

現場としても盛り上がりますし、キャンペーン中なので、全員がお客様に対して

堂々と提案できる口実ができあがります。

 

ただし、キャンペーンには一定のルールがあります。

 

閑散期にキャンペーンを組む場合は、

セットメニューのほうが、売上につながりやすいです。

 

よく、トリートメントキャンペーン、スパキャンペーンなどを+500円

くらいでやられるサロンはありますが、大半が売上にはほとんど直結していないです。

500円で300人施術しても15万ですからね。

 

それよりも

カット+カラー+トリートメント

カット+カラー+トリートメント+スパ+ホームケア

などなど

 

以上のようなセットメニューのほうが「この機会にやってみよう!」となることが多いです。

 

なぜなら、閑散期にくるお客様は、繁忙期にくるお客様より来店頻度が高い方が多く、

美容に関する意識が高いです。繁忙期にしかこない方は、通常のみ顧客が多いですからね。

 

思い切って、9月〜11月の中で、2ヶ月くらいセットメニューのわかりやすいメニューを

つくり、お客様に飽きさせないような提案をしてほしいと思います。

 

ではまた!