【美容室】閑散期に取り組むこと
皆さん!こんにちは!
本日は閑散期マーケティングについて書こうと思います。
全国いろいろな美容室・サロンを見ていると、
キャンペーン好き、割引好きな美容室と、全くキャンペーンをしない
美容室があります。
どちらがいい悪いではなく、そのサロンの体質だと思います。
最近は、新規客だけではなく、既存顧客の再来率がどんどん下がっているように
感じます。これはもう業界的な流れだと思います。
既存の再来率が下がっている要因としては、
・40歳以上の顧客がスマホを完全に使いこなし、不満があるとすぐに他店と調べる
・美容室のマンネリ化が進み、顧客の要望についていけていない
・顧客が時間に貧乏になっており、待たせることに「苦痛」を感じている
・価値/価格を常に判断するようになっている。(シビアな価値観)
・スタッフ教育が出来ておらず、対応が見えないところで雑になっている
など
いろいろな要因はあるかと思いますが、超有名店ですら既存の再来率は下がってきています。
一番最後に書いた、「スタッフ教育〜」に関しては、人材不足や残業問題が要因で、
スタッフ教育に時間を掛けれないようになっています。
とはいえ、サービス業である美容業界は、スタッフ教育に今まで以上に時間をかけて
いかなければなりません。
本来女性は飽きやすい性質・変身願望を心の奥底ではもっておりますので、
「常に同じスタイル」を2年以上続けていると失客率が高まります。
つまり飽きさせないように、常にスタイルチェンジを提案していかないと
いけないという事になります。
現場でスタイルチェンジや◯◯を提案みたいなことはよくやると思いますが、
閑散期の場合だと、思い切って◯◯キャンペーンみたいなことをやるほうが
現場としても盛り上がりますし、キャンペーン中なので、全員がお客様に対して
堂々と提案できる口実ができあがります。
ただし、キャンペーンには一定のルールがあります。
閑散期にキャンペーンを組む場合は、
セットメニューのほうが、売上につながりやすいです。
よく、トリートメントキャンペーン、スパキャンペーンなどを+500円
くらいでやられるサロンはありますが、大半が売上にはほとんど直結していないです。
500円で300人施術しても15万ですからね。
それよりも
カット+カラー+トリートメント
カット+カラー+トリートメント+スパ+ホームケア
などなど
以上のようなセットメニューのほうが「この機会にやってみよう!」となることが多いです。
なぜなら、閑散期にくるお客様は、繁忙期にくるお客様より来店頻度が高い方が多く、
美容に関する意識が高いです。繁忙期にしかこない方は、通常のみ顧客が多いですからね。
思い切って、9月〜11月の中で、2ヶ月くらいセットメニューのわかりやすいメニューを
つくり、お客様に飽きさせないような提案をしてほしいと思います。
ではまた!