新規再来率40%以下の現状を打破する!
皆さん!こんにちは!
今日は、美容室の経営課題の一つでもあります
「新規再来率」について書いていこうと思います。
たくさんの経営者に会うと、90%以上の経営者が
新規再来率は40%以下だと言います。
厳密に言うと、30%以下が多いのですが・・・。
10人新規客が来ても、半分もリピートさせれていない現状・・・。
本当に悲しいですね。
ではどうすれば新規再来率が高くなるのでしょうか?
こういう問いや疑問を本気で真剣に考えたことがあるでしょうか。
大半の経営者は「最高の技術と最高の接客でリピートさせる」
のようなことをいいます。当然間違いではありません!
しかし、本当にこれが正しいのでしょうか。
その店のトップスタイリストが新規客にはいるのならまだしも、
当然、新規客に入るのは若手スタイリストが多くなりますよね?
そうなったときに、なかなか、自店の
「最高の技術と最高の接客」を提供することは
不可能ですよね。。。
つまり言い換えると、担当スタイリスト1人に責任を押し付けているんですね。
改めて聞きますが、ではどうすれば新規再来率が高くなるのでしょうか。
一番出してほしくない答えは、
集客の根幹になっているホットペッパービューティの掲載を止めて
再来率の高い紹介集客だけにこだわる!みたいなことです。
もともと紹介集客が多いならまだしも、新規再来率の「率」ばかりに目がいってしまい、
絶対値の客数が減ってしまえば、売上は下がってしまうから要注意です。
あと、前準備をほとんどせず、クーポンの価格を上げすぎることです。
新規客はある程度のお得感がないと集客できないので、価格設定は慎重に
行ってほしいです!
ではどうすればよいのか?
何パターンか方法があります。
①トップスタイリストが新規客を対応する
②新規再来率の高い人から新規客に入る
③最高の技術と最高の接客以外を顧客に提供する
以上の3つがポイントだと思います。
①トップスタイリストが新規客を対応する
現実的に不可能な場合は仕方ないですが、当然、レベルの高いスタッフが
入るほうが再来率は上がります。
トップスタイリストが新規客を対応し、2回目来店の時は違うスタイリストが
対応するような、スタイリストのローテーション制度をうまく活用しているとこともあります。
そうすることで、再来率も売上も上がりやすくなります。
②新規再来率の高い人から新規客に入る
こちらの①と同様にできる人から入るみたいな感じになります。
「率」を競うことで、若手スタイリストへ「新規客」の大切さを
理解させることができます。当然、売上が給料に直結しますので、
頑張ってリピートさせようと気持ちになってくれます。
しかし新規客が異常に多いような都心型モデルには不向きです。
③技術と接客以外を顧客に提供する
いわゆる仕組みやチームプレーでリピートさせようとするものです。
私は「インパクト×リマインド」で再来率をあげることができると言います。
飛び抜けた技術と接客があればいいですが、普通くらいの技術・接客レベルなら
他店との違いがわかりにくです。
そしたらいっその事、印象に残す(インパクト)ことだけを意識して、実行して
いただくと、顧客は自店の見方が非常に変わります。
リマインドとは如何に自店を思い出させることです。時間が経つと当然自店のことは
忘れていきますので、定期的に思い出させる仕組みが必要です。
昔はDM、少し前はメール、今はLINEを活用するこで顧客に定期的にアプローチをします。
当然、最低限の技術と接客は必要ですけどね!笑
長くなってきましたので、細かい事例は今後に
書いていきたいと思います!
ではまた!