新卒離職者０！社員の定着化が大幅改善！

コンサルティング前の背景

スタッフ数３０名を超え順調に伸びておりまたが、スタッフの独立退社をはじめ、残ってほしいスタッフまで退社するようになり、このままではまずいと思い真剣にスタッフ定着に取り組むようにしました。

評価制度やキャリアプランの見直しを行うために、美容業界の雑誌を見たり、他サロンのオーナーに話を聞いたりしましたが、自社に合うイメージのつくものが全くなかったので、のぞみコンサルティンングの田村さんに依頼しました。

「評価制度＝給与制度」と間違った解釈をしている美容室が多く、スタッフの定着率を上げるために給与をあげようとするところがあります。

確かに一時はそれでいいかもしれませんが、給与の価値観はすぐになれますし、現実的に人件費率が上がりすぎると経営を非常に圧迫するので得策ではありません。

まずスタッフが自店に対してどのような価値観をもって働いているのかを理解する必要があるので、従業員満足度調査を行い、モチベーションの根源を理解します。その結果をもとに、改善するべきところの優先順位をつけ、短期、中長期的に変化を加えていくようにします。

男性中心で売上が上がっていた中心地型美容室であれば、技術売上のみで評価すればいいと思いますが、個人プレーになることがしばしばあります。

郊外の美容室や、チームで売上を上げて行こうとするのであれば、行動評価も付け加える必要がありますので、定性評価（行動評価）と定量評価（売上評価）の足し算で評価するようにしました。

行動評価は個人チェックと店長チェックの２段階にし、６ヶ月に一度行動を見直す面談も行うようにしました。さらに毎月の給与の増減をなるべくなしく、6ヶ月に一度給与が変動するように変更し、生活の安定感がでるように変更しました。

新卒の退職が減少しただけでなく、デビュー前アシスタントや80万全前後のスタイリストも目標をもって働いてくれるようになりました。

今まではあるようでなかった給与制度、評価制度を完全に見える化することで、スタッフとの信頼関係も今まで以上に構築できているように感じます。

売上も順調に上がるようになり、過去最高を更新できるようになりました！本当にありがとうございます！