LTVを意識した行動がベスト!
皆さん!こんにちは!
本日はLTVについて書いていこうと思います。
LTVとはLife Time Valueのことになります。
訳すと「顧客生涯価値」と表し、1人の顧客がその店で一生に使う金額を表します。
LTVが重視されるようになった背景として、新規顧客獲得の難しさから既存顧客の維持が
注目されたことが挙げられます。
「1:5の法則」にもあるように新規顧客獲得のコストは既存顧客維持の5倍といわれており、
既存顧客を維持・拡大することは常に重要なテーマと言えます。
LTVは顧客ごとに「時間」と「利益」によって定量化した指標であるため、
既存顧客の維持・拡大における判断指標に活用されるようになっています。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ちなみに
「1:5の法則」とは、新規のお客様を獲得するには、既存のお客様の5倍のコストがかかるという
法則です。新規顧客は獲得コストが高いにもかかわらず利益率が低いので、新規顧客の獲得以上に、
既存顧客の維持が重要であるという考え方である。
まぁ、当たり前の考え方ですね(笑)
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
まぁ、そんなこんなで本当にLTVを意識した行動ができているのでしょうか?
最近の傾向だと、例えば、
最近新規客数が減ってきているな〜
既存客も最近失客していいるな〜
総客が伸びないな〜
採用もしたので、コストも増加傾向にあるな〜
でも売上をあげていきたいな!
この機会に客単価をあげていこう!!
みたいなことって普通に起きていないでしょうか??
これは客単価アップがダメと言っているわけではありません。
もし客単価アップのアプローチが押し売りだったら?
いっときのアプローチが原因で顧客が失客してしまったら?
ようは、その施策が顧客のその瞬間の売上を意識するのではなく、
生涯の売上を意識した行動をとる必要があるということです!
最近は顧客の来店頻度が伸び、経済のデフレ化によって、単価が
どんどん下に引っ張られています。
単価を伸ばしていくなら、通常のアプローチより
しっかりとした価値を今まで以上に伝えていくしかありません。
また、年間4回しか来店しない顧客が、5回来店してくれるように
なれば年間購買金額が間違いなく上がります。
つまり単価アップより、再来率アップのほうがLTVにつながります。
しかし、現場では、新規集客や新規再来を意識するサロンが多く、
既存再来や既存の次回予約を徹底的にアプローチするサロンが
少なく感じます。
WEBの発達、レッスン量の低下など、様々な理由から
既存再来率は低下しており、LTVも減少傾向です。
しかし持続的に伸びているサロンはLTVを意識した行動ができています。
当然業歴にもよりますが、
生涯売上50万円を超えている顧客は何名いますか?
生涯売上100万円を超えている顧客は何名いますか?
それらは、稼働カルテ枚数の何%くらいですか?
20%以上あればすごいと思いますし、まだ3%くらいなら
LTVもさらに意識したほうがもっと伸びると思います。
是非とも、LTVを意識した行動をしてほしいと思います。
ではまた!