美容室の業績アップについて考える!
皆さん!こんにちは!
本日は、美容室の業績アップについて書こうと思います。
基本的な業績アップは以前のブログに書きましたが、やはり「集客」「リピート対策」
が基本になります。
しかしこれはあくまで基本であって、生産性やスタッフ数、セット面とのバランスによって
微妙に変化していきます。
例えば、技術生産性が60万円以下、スタッフ係数3以下のサロンに関しては
「集客」が業績アップに基本になります。
ちなみにスタッフ係数とは、
スタッフ一人当たり瀬術する客数になります。
(例)
客数15名 ➗ スタッフ数5名 =スタッフ係数3
以上のようになります。
繁盛店のスタッフ係数は3.2〜3.8が月間の平均になります。
メンズ比率が高いサロン(30%以上)はもっとスタッフ係数が高くなります。
とりあえず客数が少ないと業績アップにつながりませんので、
徹底的に集客を行います。
新規客比率が12%以上あれば、リピート対策を行います。
エリアによって、集客がしやすい、しにくいがありますので、周りの状況を
見ながら多少は変化していきます。
リピート対策のメインは新規再来率をあげるのが先決になります。
生産性が70万円以上のサロンに関しては、これ以上生産性アップを目指すより
「採用」を強化したほうが、劇的に業績を上げていくことができます。
近年、新卒採用の難易度が上がり、中途採用の全く反応がないサロンが増えてきて
おりますので、スタッフがいなくなってから求人活動をするのではなく、
一年間を通じて、採用活動をやっていかないといけません。
当然スタッフを採用すると、生産性が下がり、キャッシュフロー的にも厳しくなるかと
思いますが、スタッフ採用後は「集客」の徹底を行うのが一番効果が高いです。
また、スタッフ数とセット面がほぼ同数に近くなっている場合に関しては
出店が業績アップの基本になります。(当たり前ですが)
ただここの出店に二の足をふむ経営者も多いので、出店の機会を逃すと
業績アップの限界が出てきますし、スタッフの成長も止まりやすくなるので
未来を見据えた決断が必要になります。
当然、出店をするためには、借り入れも必要になるかと思いますので
財務状況をよくしておかないといけません。
スタッフ係数が3.5以上、新規客比率15%以上のサロンは、
「客単価」向上が業績アップの秘訣になります。
これは既存顧客への提案による客単価向上が必須になりますが、
根本の集客方法(単価アップした)を変化する必要があります。
まだまだたくさんのケースがありますが、状況に応じて、時代に合わせて
強化する項目を決めてほしいと思います。
次回はこの続きを記載していきたいと思います。
ではまた!